2012年8月9日

東京地区の普通鉄線、安値散見弱横ばい

 普通鉄線は弱含みの横ばい。市中価格は4ミリの規格線がトン当たり13万7000円、一般用線が12万9000円中心となっている。実需が限られる中で、引き続き物件対応の安値が散見されるなど下値は安定していない。全体の工事量が上向かないため、普通線材製品全般に供給過剰感を払しょくできていない状況。震災復興関連需要も具体化しておらず、流通は厳しい経営を余儀なくされている。

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