2012年8月9日

東京地区のステン厚中板、ジリ安傾向続く

 ステンレス厚中板は冷薄同様、ジリ安基調が継続している。弱含む原料価格による製品の先安観と設備投資の減少による実需低迷で、熱延品の販売量は減少の一途。市中在庫は減少傾向にあるが、それ以上に販売量が低迷しているため、需給バランスは引き締まっていない。SUS304ホットカットシート(定尺、3―6ミリ)がトン当たり31万―32万円どころ、同4段品(切板)が46万―48万円どころ。

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