2012年8月9日

中国、鋼材市況 底値見えず 熱延は過去3年で最低値

 中国の鋼材市況が、底の見えない状態となってきた。熱延コイル市況は北京と上海、広州とも直近1カ月で10%前後下落。トン4000元(約5万円)を割り込み、過去3年の最低値を更新している。

 鉄鋼メーカーが8月価格を下げ、流通業者も資金難と先安観から売り急ぐが、「流通業者の販売量が増えているわけでもなく、在庫量は高いままで変わっていない」(日系高炉幹部)状況。低調な需要と軟調な市況が、安値販売を助長している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社