2012年7月12日

中国・鉄スクラップ、輸入価格反発 日本産5ドル高

 中国の鉄スクラップ輸入価格が7月に入り、小幅に反発した。中国廃鋼鉄応用協会によると、日本からのHSとH2の価格が9日に前週比トン5ドル(約400円)高と3週ぶりに上昇。米国からの破砕屑が3週連続横ばいと、5月下旬からの下落基調に歯止めがかかった。国内主要鉄鋼メーカー40社の9日の平均購入価格は0・3%安と3週間ほぼ横ばい。

 同協会は、メーカーは原料在庫の消化を優先し、回収業者の資金繰り難から取引が不活発であり、小幅の価格調整が続くと予想している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社