2012年6月1日

原料炭価格 山元、20ドルアップ提示 7―9月交渉具体化

 高炉大手の7―9月の原料炭価格交渉が具体化してきたようだ。関係筋によると、大手サプライヤーは1級強粘結炭でFOBトン230ドル(約1万8200円)レベルを示唆しているもよう。4―6月の210ドルレベルに比べて20ドル高い。原料炭最大手の豪BHPビリトン三菱アライアンス(BMA)で、ストライキによる生産停滞が続き、1級強粘炭需給がタイト化しており、価格にも上昇圧力がかかっている。

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