2012年5月30日

神戸製鋼、中国事業の拡大具体化 投資500億円超視野に

 神戸製鋼所は、2013年度起点の中期経営計画で中国事業の拡大策を具体化させる。鞍山鋼鉄との冷延高張力鋼板製造合弁会社設立の検討が、「最終段階にきており、本年秋には(結論を)公表したい」(川崎博也専務執行役員)考え。自動車用アルミ板も現地圧延大手の江蘇常●●業と合弁会社設立で合意しており、欧州・日系など高級自動車向けの需要を取り込む。

 中国で視野に入る投資額は計500億円以上。建機の販売増も見込み、20年度には中国事業の売上高を5000億円以上と倍増させる方針。(●はかねへんに呂)

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