2012年5月17日
米ブリキAD継続決定、林田鉄連会長 「不当かつ極めて遺憾」
米国際貿易委員会(ITC)は15日、日本製ブリキ・ティンフリー輸入に対するアンチダンピング(AD)課税の措置後5年の見直し調査で(サンセットレビュー)措置継続を決めたと発表した。国内業界に被害再発の恐れがあると判断した。
日本鉄鋼連盟の林田英治会長(JFEスチール社長)は16日、「既に10年間以上にわたる措置を継続する判断は、不当かつ極めて遺憾」とする声明を出した。日本の業界として決定書を精査したうえで、今後の対応を検討するとしている。
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