2012年4月26日

東京地区のNi系ステン冷薄、先安ムードに軟化

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は今月下旬から弱含みに基調が変化してきた。流通各社の4月の収益は前月比でマイナスとなったところが大半。輸入材も相変わらず高位安定で、国内メーカーとの値差が鮮明となっている。需要家からコスト面で優位な輸入材指定を受ける局面も増え、今後メーカー、流通とも収益低下が懸念される。足元、SUS304ベースサイズはトン29万円どころだが、一部では定尺ベースでさらに安値も散見される状況。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社