2012年4月20日

伊藤製鉄所・石巻、生産体制の整備推進

 小棒電炉メーカー、伊藤製鉄所(本社=東京都墨田区)の石巻工場(宮城県石巻市)は、東日本大震災の復興需要に備えるため、2012年度で生産体制の整備を進める。

 9月に製鋼工場を1カ月、圧延工場を2週間程度それぞれ休止する。製鋼工場は応急処置で対応してきた電気炉サイリスタや、受電所・工場間のケーブル張り替え工事を行い、圧延工場も設備の一部を改修し、完全復旧させる。休止に備えて、今夏までにビレットおよび製品を前倒し生産し、備蓄する計画としている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社