2012年4月16日

東京地区の構造用鋼、荷足鈍化、弱含み

 構造用鋼は弱含み。自動車メーカー大手が集購価格を大幅に引き下げたことが市中に伝わり、店売り環境の需給バランスが緩いことも反映して、一部では値下がりが散見される。在庫水準は適正レベルだが、ひも付きの堅調さとは対照的に、店売りの荷動きは鈍化している。足元、機械構造用炭素鋼(丸鋼)はトン当たり12万5000円、クロムモリブデン鋼(丸鋼)は15万円どころだが、関西、名古屋地区が下がったこともあり、関東地区でも下げの色合いが濃くなっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社