2012年4月12日

東京地区のNi系ステン冷薄、需給緩く模様眺め

 ニッケル系ステンレス冷延薄板はSUS304ベースサイズがトン29万円どころで横ばい。原料ニッケルの価格が最近、弱含み推移していることで、流通では様子見姿勢を強めている。メーカーはエネルギーコストの上昇を背景にベース価格を引き上げる構えを見せており、契約価格が市況と大きくかい離する可能性も出てきた。流通では需給にタイト感がないことから早急な値上げは難しいと見ており、収益圧迫要因になりかねない状況だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社