2012年4月5日

アジア特殊製鋼、事業停止

 鍛造用鋼塊(インゴット)メーカーのアジア特殊製鋼(北九州市若松区、奥原征一郎社長)は、3日開いた臨時取締役会で事業停止を決め、事後処理を髙木裕康弁護士(東京丸の内法律事務所、TEL03―3213―1081)ほか3人に一任、特別清算手続きに入る方向で検討を開始した。負債総額は債権者101人に対し約205億円で、うち金融機関への債務は約170億円。

 アジア特殊製鋼は国内初のインゴット専門メーカーとして、広島県呉市に生産拠点を置く特殊鋼メーカーの寿工業(東京)と韓国POSCOグループのPOSCO・P&Sなどが共同で2007年7月に設立。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社