2012年4月3日

台・中国鋼鉄、原料自給率30%へ

 台湾鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は、今後5年程度かけて原料の自給率を30%に引き上げる計画だ。現在2%以下だが2012年度は8%を目標に高め、低品位鉱石利用技術の開発と併せて原料コストを低減化する。資源会社と権益取得で交渉を進めており、豪子会社に91億5000万台湾ドル(約256億円)を本年3月に預けて投資機会に備えた。原料価格の高騰で世界的に鉄鋼メーカーの収益力が低下する中、原料対策と国内外での拡販投資との両輪で利益を確保する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社