2012年3月9日

新日鉄釜石、石炭火力発電事業 木質バイオ 次段階へ

 新日本製鉄釜石製鉄所(谷田雅志所長)は、石炭火力発電所事業での木質バイオマス石炭混焼を次ステップに移行、木質チップの混焼率を現行2%から3%への向上を目指す。技術的には2―3%が限界とされ「可能な限り、混焼率をアップする」(谷田所長)方針。

 東日本大震災での原発事故で、国のエネルギー政策が見直される中、再生可能エネルギーの重要性は増している。こうした動向を勘案し、地域の間伐材を有効利用でき、地球温暖化対策にも寄与する新形態の火力発電を指向していく。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社