2012年3月2日

新日鉄・室蘭、11年度粗鋼生産155万トンを計画 4%増

 新日本製鉄棒線事業部室蘭製鉄所(所長=田邉孝治執行役員)は2011年度、前期比4%増の155万トンの粗鋼生産を計画している。第2四半期(7―9月)は粗鋼生産40万トン強、出銑量60万トン弱と新記録を樹立。足元もフル生産状態が継続している。

 今後も旺盛に推移する自動車向けを中心とした特殊鋼需要を捕捉しつつ、さらなる品質向上とコストダウンを進め、新商品開発への取り組みも一層強化していく。

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