2012年1月24日

関西異形棒メーカー、10-12月業績改善へ

 関西地区の異形棒メーカーの多くは2011年10―12月期の業績が同7―9月期よりも改善したもようだ。原材料スクラップ価格が同10月から11月下旬までにトータル1万円程度下落する一方で、製品販売価格は同期間においては6万円前後(平均価格)を堅持し、一定のスプレッドを確保できたことによるもの。ただ、昨年12月に製品販売価格が一時的に下がっただけに、今年1―3月期の業績はメーカー各社が製品価格の採算水準での維持、もしくはそれ以上の引き上げができるかにかかってくるとみられる。

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