2012年1月20日

鉄鋼各社、コスト競争力強化急務

 2012年は欧米の財政・政治リスクが高まる波乱の幕開けとなり、鉄鋼メーカーにとっては超円高定着を前提としたコスト競争力の強化が、収益改善の最大の課題となっている。

 特に高炉メーカーは円高、アジア市況の低迷やタイ洪水影響による鋼材輸出環境の悪化と輸入鋼材増に直面し、「生産調整下でのコスト削減という難題を突き付けられ、まさに製造実力を試されている」(高炉首脳)。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社