2012年1月5日

線材加工拠点、海外で能力増強活発化

 高炉メーカー系列を中心に、海外の特殊鋼線材二次加工拠点で能力増強の動きが活発化している。歴史的な円高が続き、自動車産業の海外展開が一段と加速するなかで、自動車部品の現地調達比率がますます高まっていく。特殊鋼棒線を扱う鉄鋼メーカーにとっては、冷間圧造用(CH)鋼線など素材の供給拠点の拡張が急務に。市場の変化に対応しようと、独立系の加工メーカーも海外志向を強めている。

 (続きは日刊産業新聞紙面でご覧いただけます)

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