2011年12月28日

11年度粗鋼は1億トン台維持

 2011年度の粗鋼生産量は1億592万トンと、前年比4・4%減る見通しだ。2年ぶりの減少だが、震災やタイの洪水影響による国内外の需要減と超円高の中で1億トン台を維持する。金融危機が響いた08年度を0・4%上回る水準。

 11年暦年は1億762万トンと前年比1・8%減。12年度は震災の復興需要が見込まれる一方で、欧州の債務危機や中国経済の減速など不透明感が強く、鉄鋼メーカーにとって市場への弾力的な対応が課題となりそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社