2011年12月28日

粗鋼需要1―3月見通し、3期ぶり減 2600万トン

 経済産業省が27日に発表した2011年度第4四半期(12年1―3月)の粗鋼需要見通しは、2600万トンと、前期(生産実績見込み)に比べ2・3%減り、3期ぶりに減少した。09年10―12月以降の最低値。需要は製造業が回復に向かうが、増加する輸入鋼材の影響を加味し、高水準の鋼材在庫の調整が進むと予測した。

 震災の復興需要やタイ洪水影響からの復旧が本格化するのは4月以降と見込まれ、経産省は「円高の中で輸入増が続くとみられ、需給のバランスを踏まえた生産が不可欠」(塩田康一・鉄鋼課長)と慎重な対応を求めた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
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