2011年12月20日

高炉5社粗鋼生産、3カ月連続減647万トン

 高炉メーカー5社の11月の粗鋼生産量は、前年同月比5・9%減の647万1000トンとなり3カ月連続で減少した。タイ洪水による現地製造業向けの輸出減を受けて、5社それぞれに生産調整を本格化したためで、前月比9・8%減となった。5社の銑鉄生産量は前年同月比2・5%減、前月比7・9%減の654万3000トンと粗鋼を上回った。下方弾力性に乏しい溶鉱炉(高炉)の操業調整スピードが、需要減に追いつかず、製鋼プロセスでブレーキを踏みこんだ格好。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社