2011年12月19日

日本高周波、中国にプラ型用鋼投入

 日本高周波鋼業は、特殊鋼の海外市場開拓を目指し、このほど新開発した高鏡面プラスチック金型用鋼と量産プラスチック金型用鋼の工具鋼2鋼種を中国に初投入した。世界最大の市場で一定のシェアを獲得し、新しいグローバルスタンダード鋼としての地位を確立させたい考え。

 国内を飛び越えて、最初に中国に投入するのは、金型需要の伸びが著しく、新規参入でも勝算が見込めると踏んだためだ。国内金型業界の縮小均衡も背景にある。中国で実績を作り、その後アジア全域への展開を進める。代理店や現地駐在員を通じ、技術サービスを拡充させ、品質面での差別化を図る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社