2011年12月12日

三菱商事・金属、投資1兆円に到達 10―11年度

 三菱商事の金属グループは2010―11年度の2年間で、成長投資額が意思決定ベースで1兆円規模に達する見通しだ。チリの銅権益取得、豪原料炭の拡張、豪一般炭、鉄鉱石権益の買い増しなどで、投資規模は既に「1兆円規模」(衣川潤常務執行役員)。年度内に銅、プラチナ系貴金属(PGM)で新規投資の実現を狙っており、実現すれば、投資額はさらに膨らむ。

 次世代の収益基盤整備をにらんだ戦略投資の実現により、銅を原料炭に次ぐ「2本目の大黒柱」(同)に育成。鉄鉱石、一般炭の権益を拡充し、ニッケル、PGMを加えるなど、メニュー、規模ともに金属資源の事業基盤を大きく広げる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社