2011年12月8日

新日鉄住金ステンレス、Ni系冷薄 5000円下げ

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は7日、国内店売り向け冷延薄板および厚中板の12月価格について、ニッケル系冷薄出荷価格、厚中板契約価格とも対前月トン5000円引き下げると発表した。11月平均のニッケル価格が10月比下落したため。

 また公表のあり方を含めて、再考するとしていたアロイリンク方式の冷薄店売り価格について、価格改定幅を出荷時から契約時に変更し、ベース価格およびアロイ価格の変動幅のみを公表する。これにより12月契約価格は、同月出荷価格比で横ばいとなる。価格の絶対値は非公表とする。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社