2011年12月7日

中国の鋼材市況、底打ちには時間

 中国の鋼材市況が、再び軟化している。メーカーの減産が具体化し、市中在庫が減少に向かった11月は横ばいで推移したが、下旬から12月上旬にかけて小幅に低下。政府の金融引き締めで経済成長にブレーキがかかる中、鉄鋼メーカーの12月販売価格引き下げが実行されたためとみられる。

 中央銀行が12月5日から預金準備率を引き下げ、徐々に金融引き締めが緩む方向だが、市況底打ちの環境が整うには時間を要しそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社