2011年12月6日

鉄スクラップ国内市況、H2再び3万円目前

 国内鉄スクラップ相場が12月に入り、上昇基調を強め、指標品のH2電炉買値は再びトン当たり3万円が目前に迫っている。東アジア向け鉄スクラップ輸出の船積み増や新規契約価格の上昇が要因。

 いぜん日本からの輸出価格に比べて、米国ディープシーの輸出オファーは割高なこともあり、「国内からの輸出オファーに加えて、関西以西向けの『西送り』価格も強基調」(商社)で推移。関東湾岸を中心に国内市況へと波及している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社