2011年12月6日

新日鉄・伊藤忠丸紅、建材シャー2社統合

 新日本製鉄の連結子会社である富士鉄鋼センター(本社=千葉県君津市)と、伊藤忠丸紅鉄鋼の連結関連会社である青柳鋼材興業(同船橋市、高橋雅雄社長)は5日、2012年2月1日をめどに富士鉄鋼センターが青柳鋼材興業の厚板溶断加工事業を譲り受けることで11月30日に基本合意した、と発表した。

 新日鉄系の建材シャーの再編としては、2003年にアライアンス先である神戸製鋼所と発足させた、日鉄神鋼シャーリング(関西鉄鋼センターと神鋼シャーレックスが統合)以来。建設需要の低迷に加え、リーマン・ショックや東日本大震災などの影響で、両社の稼働率は70%程度に落ちており、収益的にも厳しい状況が続いていた。

 他の厚板溶断加工業者やシャーリング業者の置かれた環境も同様に厳しいことから、今後は高炉系や商社系のほか、オーナー系も含めた業界再編が加速する可能性がある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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