2011年12月5日

ステンレス冷延鋼板、輸入量じわり増加

 ステンレス冷延鋼板の輸入量がじわり増加している。財務省がまとめた10月実績によると、冷間圧延したものでは前月比12・9%増の8374トンと年初来最高を記録し、3カ月連続で増加した。前年同期比でも24・1%増と、国内のステンレス需要が低迷している中にあっても大幅に増えている。

 円高ウォン安を背景とした韓国からの輸入量が大半だが、10月は台湾材も前月比50・9%増えた。ステンレス協会では「憂慮すべき事態。市場占拠率が高まってきていることは事実であり、動向を注視している」とコメントした。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社