2011年11月28日

神戸製鋼、機械事業M&A300億円計画

 神戸製鋼所の機械事業部門(事業部門長=重河和夫副社長)は、円高が進行する厳しい輸出環境下において、中長期経営ビジョン「KOBELCO VISION “G”」で掲げる収益目標を達成するため、海外展開を一段と加速させる。

 ブラジル、インドなどの経済新興国で、製造・販売を含めた新たな海外拠点展開を検討するほか、2015年度までに300億円規模のM&Aを計画するなど、「輸出収益が悪化する中、M&Aや海外拠点設置も含めて円高を最大限に活用する」(重河副社長)方針。

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