2011年11月25日

「粗鋼1億700万トン割れも」 林田鉄連会長

 日本鉄鋼連盟の林田英治会長(JFEスチール社長)は24日の定例会見で、広がるタイの洪水影響について、「日本からタイへの鋼材輸出は月間40万トンペースで、半分近くが影響を受けているようだ。復旧した工場もあり、いろんな要素が絡み合って、読み切れないが、生産への影響は数十万トンを下らないだろう」と指摘。

 アジアの市況低迷、円高影響もあって新日本製鉄やJFEスチールが生産調整に入っており、1月以降の盛り返しや震災復興需要にも大きくは期待できないとし、2011年度の全国粗鋼生産が、10月の会見で示した1億700万トンを下回る可能性があると語った。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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