2011年11月21日

東京地区の構造用鋼、原料安 弱ムード

 構造用鋼は横ばい。鉄スクラップ価格が軟調に推移していること、建設機械、産業機械需要に陰りが見え始めていることで弱含みとなりつつある。価格政策で強気な高炉とスクラップに依存する電炉の違いから、電炉材を多く引き受けている流通では価格面でユーザーの圧力は強まっている。機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)はトン13万5000円、クロム・モリブデン鋼(SCM、丸鋼)は16万円どころ。

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