2011年11月21日
SUNSCO、東南ア建材需要を捕捉 第2CGLとCCL建設
丸一鋼管のベトナム子会社サンスチール・ジョイント・ストック・カンパニー(SUNSCO社、和田勇司社長)は今年9月から、第2連続亜鉛めっきライン(第2CGL)と第2連続塗装ライン(第2CCL)の建設を開始、2013年3月から第2CCL、同6月から第2CGLを稼働させる。既存の第1CGLと第1CCLがともにフル操業となっており、ベトナムを含めた東南アジアの建材需要向けを強化するのが狙い。
既存の第1CGLはGL鋼板(ガルバリウム鋼板)のみだったが、第2CGLはGI(溶融亜鉛めっき鋼板)も生産し、自社の鋼管用母材に活用できる体制を整備する。両設備の完成後、生産量は月間平均で3万5000トン(鋼板=2万トン、鋼管=1万5000トン)と、現状比75%増を目指す。
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