2011年10月11日

普電工会長 形鋼生産姿勢に疑問

 普通鋼電炉工業会の栗川勝俊会長(合同製鉄社長)は7日、定例の記者会見を開き、「下期に入り、前年同期と比較して、電炉製品全般で需要は多少盛り上がりをみている。ただ、住居を中心とする鉄筋コンクリート造に比べて、工場や倉庫などの鉄骨造は着工数の伸び率がさほど大きくなく、この環境下、形鋼類で需要見合いの生産が行われているか疑問に感じる。在庫品種の形鋼をはじめ、異形棒鋼を含めて、もう一度原点に返って需要見合いの生産を徹底し、再生産可能な価格を形成することが重要だ」との認識を示した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社