2011年9月13日

鉄スクラップ、電炉買値 再び3・5万円

 国内鉄スクラップ市況が上昇基調に転じ、指標品のH2電炉鉄スクラップ買値が、東西両地区で再びトン当たり3万5000円に乗せた。韓国向け輸出価格の上昇に加えて、秋口に入り国内電炉生産が増加する見通しとなり、鉄スクラップ需要が回復していることが要因。

 さらに鉄スクラップ価格の反発などにより、「製品市況も底入れ感が台頭し、需要家が調達に動き始めている」(商社)という。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社