2011年9月6日

鉄スクラップ、国内市況反発の兆し

 国内鉄スクラップ市況に、反発の兆しが出始めた。米国鉄スクラップ高を受けて東アジアの輸出市況に底値感が台頭しており、先週5日入荷分からは、東京製鉄が約2カ月ぶりに鉄スクラップ購入価格の引き上げを実施した。

 東京、大阪など主要地区の電炉メーカー各社は、今のところ東鉄の値上げ追随は見送っているものの、「今月は2度の3連休を控えていることもあり、市中の先高への期待感が徐々に強まるのでは」(流通筋)との声も聞かれる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社