上海中遠川重、新工場が来月稼働

　川崎重工関連会社の中国鉄構メーカー、上海中遠川崎重工鋼結構は、上海市に新工場を建設し、9月に稼働を始める。現工場を移転し、加工能力を1・4倍の月間5万トンに引き上げた。米エンジニアリング会社べクテルからの受注に加え、ブラジル資源会社のヴァーレと長期契約を結んだことで、能力増強が必要となっていた。直ちにフル操業に入る見込み。

　グローバルに受注を確保するとともに、将来に向けた新規事業も検討し、企業成長の戦略と投資を進める方針だ。