2011年8月30日

大同特殊鋼、渋川の鍛造品 生産倍増

 大同特殊鋼は、鍛鋼品を一貫製造する渋川工場の高級鋼比率を高め、数年後にはいわゆる火造品と呼ばれる自由鍛造素形品を、リーマン・ショック前の最盛期の倍の生産量とする計画だ。

 具体的には重電、航空機、船舶、掘削向けなど鍛鋼製品の「スター製品(オンリーワン、ナンバーワン製品)の品目を増やし、付加価値を付けて世界でのシェアを高めたい。そのためのビジョンを練っている」(天野肇工場長)と語る。

 2008年に導入した7000トン鍛造プレスや真空溶解設備をフル稼働させ、高効率で品質・コスト競争力のある品ぞろえを充実し、世界的に高まる高性能特殊鋼需要をとらえる。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社