2011年8月26日

中国の鋼材市況、緩やかな上昇局面

 中国の鋼材市況は、緩やかながら上昇局面に入ったようだ。大手鉄鋼メーカーが先週までに、9月出荷の値上げを相次いで発表。熱延コイル市況は先週に各地で小幅に反転した。

 住宅建設や製造業など秋の需要期への期待が高まり、原料高を転嫁する動きが続くが、一方で政府の金融引き締めなど、経済にブレーキがかかる要素もある。一般トレーダーによる投機目的の売り買いが減っていることもあり、「以前のように市況が大幅に振れることはない」(日系商社)とみられている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社