2011年8月26日

住友金属、岩手に薄板加工拠点 東北のトヨタ対応強化

 住友金属工業は25日、岩手県奥州市にコイルセンターを建設すると発表した。グループ拠点であるエス・エス・シー(本社=愛知県海部郡)の新工場として設立する。2012年6月の稼働開始を予定している。

 主要取引先であるトヨタ自動車が東北圏を「第3の国内生産拠点」と位置付け、系列の自動車エンジン・車体メーカーの進出を推し進める中、自動車用鋼板の加工拠点を新設することで、納期向上、輸送コスト削減、安定供給を実現するのが狙い。東北復興の一助としても事業を推進していく考え。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社