2011年8月24日

インド鉄鋼3社、価格転嫁で明暗分ける 4―6月

 インド鉄鋼大手3社の4―6月業績は、明暗が分かれた。最大手のスチール・オーソリティ・オブ・インディア(SAIL)は、単独純利益が前年同期比で減少したが、タタ製鉄とJSWスチールは増益。SAILは輸入原料炭の価格上昇が響いたと説明した。

 タタとJSWは、粗鋼生産がそれぞれ4―6月の最高を更新し、高付加価値製品の販売を伸ばした。7―9月以降は原料価格が高止まりする中、内需の安定成長が続き、販売増に価格改善が伴えば、増益基調を保つ可能性が高い。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社