2011年8月18日

異形棒鋼市況、関東 様子見ムード

 関東地区の異形棒鋼市況は、ベースサイズで直送トン6万1000円で様子見ムードが広がっている。底値圏に入っているとの見方が市場で多数を占める中、メーカーは値上げの浸透を目指している。一方で、足元の引き合いが低迷している中、需要家を中心に厳しい指し値が続いている。今後、東京製鉄の販価発表が市場に心理的影響を与えることが予想され、メーカーが強腰の姿勢を保てるかが焦点となりそうだ。

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