2011年8月17日

関東地区のめっき鋼板、引き合い増も頭重い

 関東地区のめっき鋼板は弱含み横ばいで推移の見込み。市中価格は板厚0・35ミリ×914ミリ幅のカラー鋼板小コイルがトン23万円、大コイル21万円。前年と比べて需要が増加したことから、薄手カラーの値上げは比較的順調に市中に浸透した。ただ、東日本大震災の被害復旧にかかわる需要が一段落し、換金売りへの警戒も出ている。大手鋼板メーカーは8―9月の受注を1割ほど減らす方針。秋口の引き合いは増えると予測する一方、需要家指し値の安さが問題と製販ともに指摘する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社