2011年8月16日

関東地区の普通線材製品、夏枯れ 弱気配漂う

 関東地区の2011年上期の普通線材製品市況は、おおむね上昇基調で推移した。1―2月にかけて陥没価格の是正が進み、3月の東日本大震災で一服したものの、その後5―6月には原料高を反映して流通店売り価格は切り上がった。一方、足元の相場は「夏枯れ」の様相を呈しており、秋需を控えた状況ながら市況が弱含みに転じる懸念が底流している。輸入製品の入着増も、需給緩和につながっているもよう。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社