2011年8月10日

日鉄商事、貿易部門扱い5割増 アジア加工拠点を拡充

 日鉄商事は、検討準備中の2012年度からの新中期計画で、貿易部門の年間鉄鋼取扱量を10年度の360万トン(半製品・鋼材合計)から5割近く増やす構想だ。

 海外拠点を拡充し、中国での総合物流加工拠点新設やインドネシアでの加工・サービス事業、インドでのコイルセンター新設など、具体的な計画に今後着手する。市場の特性に合わせた加工・販売拠点を展開し、顧客を開拓する。日系に加え、非日系向けの輸出や現地鋼材を扱うことで、市場への浸透力を高め、事業の成長につなげる構えだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社