2011年8月2日

特殊鋼専業6社、3社が経常益増加

 愛知製鋼は1日、2011年4―6月期の連結決算を発表し、特殊鋼メーカー6社の決算が出そろった。当初、震災による自動車生産減の影響などで不透明感が強かった特殊鋼業界だが、早期の生産回復などで山陽特殊製鋼、三菱製鋼、日本高周波鋼業は経常ベースで増益、日立金属、愛知が減益、大同特殊鋼が横ばいと明暗が分かれた。特に建設機械向けに強い三菱が大きく業績を伸ばした。

 全社、下期に比重を置いた予算を組んでおり、4―9月期までは減益を予想。自動車生産の回復に伴って業績も加速度的に向上しそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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