2011年7月26日

新日鉄・釜石、地域復興支援を積極化

 新日本製鉄釜石製鉄所(谷田雅志所長)は、東日本大震災で被災した釜石地区で、復興支援の協力を積極推進する。併せて従来の防災対策の見直しを進める。すでに緊急支援物資の供給や仮設住宅用地の提供などを実施。釜石市の復興会議にも参画し、自治体など地元の意向を踏まえ、同社グループの持つ建築・土木関連製品やエンジニアリング技術を活用して、協力・支援に取り組みたい意向だ。

 防災対策では本社対策本部で策定する新マニュアルに同所での経験などを生かし、基準づくりに反映させる。地域復興、防災対策の強化を基本に同所の事業運営を行う。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社