2011年7月19日

韓国・異形棒メーカー、新規投資・生産相次ぐ

 韓国の異形棒市場では、東国製鋼仁川工場の新圧延ライン(年産120万トン)の建設とともに、YKスチール(釜山市)の電気炉リプレースと51ミリまでの太丸生産への参入など新規投資が進んでいる。さらに咸陽製鋼(ハムヤン)がビレット生産を開始し、単圧のハンジン鉄鋼との提携で一貫化を実現。大韓製鋼のバーインコイル生産など供給多様化の動きが見られている。

 年間需要がピーク時の1200万トンから800万トン前後まで低下している中で、各社とも差別化の動きが本格化している。

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