2011年7月19日

新日鉄・釜石、技術開発の強化継続

 新日本製鉄釜石製鉄所(谷田雅志所長)は、現行中期経営計画で掲げるスチールコード用線材や、CH用線材を中心としたハイエンド製品の競争力強化、資源循環型・環境調和型製鉄所の構築を基軸に、体制強化を継続実施する。圧延工程でビレットを接合し、連続圧延するエンドレス圧延技術の適応範囲50%への拡大を目指すなど、競争力向上を狙う。

 東日本大震災で打撃を受けた自動車関連のサプライチェーン再構築を、復興のエンジンとも捉え、技術力を基点に製品供給の対応力を強めていく。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社