2011年7月7日

JFE商事、印プネ市にコイルセンター新設

 JFE商事は6日、約13億円を投じてインド中西部・ムンバイ近郊のプネ市に、グループ全額出資の電磁鋼板専用の加工拠点を設立すると発表した。年率10%の電力需要の伸びが予測され、電磁鋼板需要の急拡大が期待できるインド市場に加工・販売拠点を確保し、現地の重電メーカーなどに対して、鉄損率の低い高級電磁鋼板を供給する。2012年7月から稼働する計画で、14年には年間2万トンの販売量を目指している。

 インドではメタルワンとスズキなどが設立した自動車用コイルセンターに出資しているが、主体となっての本格的な鋼材加工事業は初めて。今後、インドでの事業展開を加速させる。

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