2011年6月27日

東京地区の冷薄、建築不振、弱含み

 冷延鋼板は弱含み。足元の市中価格(ベースサイズ)はトン8万―8万2000円。

 東京製鉄が7月契約の販売価格を据え置いたことで、「薄板市況は底値圏入りする」(扱い筋)と期待する声もあった。しかし、中国・鞍山鋼鉄が対日向け冷延コイルを10ドル引き下げ、トン850ドル(C&F)とするなど、海外市況の低迷、特に冷延・溶融めっき鋼板など下工程寄りの製品市況が下落傾向にある影響で、海外メーカーも日本市場への攻勢にシフトしている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社